ワンちゃんの健康管理について

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毎日毎日たくさんのワンちゃんと一緒に過ごし、目に見える皮膚の状態や体形などを観察しています。
気になることがあった時には、お迎えの時にお伝えしています。
気になることがいくつかあったときや、特に注意して観ていただきたいことがあった時には、チェックシートに記入してお渡ししています。

トリマーには、治療が必要かどうかの判断はできませんが、気になったことをお伝えしてカルテに記録しています。
お伝えするときには、オーナー様に余計な心配させてしまわないかと思うこともありますが、たいしたことがなくてもお伝えするようにしています。
トリミング中の様子で心配なことや他の犬と比較して気になること、全身の皮膚をチェックすることは、大切な犬のためにトリマーとしてしてあげたいことです。
でも、体調管理やその後の状態を観察してあげられるのは飼い主様にしかできません。
お伝えした状態を観察していただき、改善が見られないときには動物病院へご相談ください。
ワクチンなどで動物病院へ行く時にも、こまめに心音の聴診やお耳の中もチェックしていただいてください❤

一般的に7歳以上はシニア犬と言われていますが、見た目ではまだ若々しく感じられるかもしれません。
でも、皮膚や体の中は年相応に変化しています。
たくさんの犬たちと日々接する中で9歳はわんこの曲がり角・・・と感じています。
お客様のワンちゃんたちはみんな食べているものも飼育環境も犬種も違いますが、大体9歳前後の年齢になると皮膚のトラブルが増えたり、持病を抱えたり関節を傷めるワンちゃんが多いです。

ワクチン以外で病院にかかったことがない健康なワンちゃんも、9歳前後になると注意が必要です。
健康なワンちゃんでも、フィラリアやワクチン接種の際に年に一度の血液検査を!
そして、7歳を過ぎたら年に1・2度の健康診断(血検・エコー・レントゲンなど)をお勧めします。
ダイエットをしていないのに体重が減った・食いつきが以前と違う・下痢をしやすくなった・歩きたがらないなど、どんな小さな変化も注意をして観察し、たいしたことがなくてもこまめに動物病院にかかってあげておいてほしいです。
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我が家の次男のダックス12歳は心雑音がありまだ治療が必要なほどではありませんが、いずれ治療が必要になります。
三男の看板犬マナは10歳を目前に気管虚脱と心臓病が発覚し、心臓病の初期投薬を始めました。
2頭とも毎月動物病院で心音の聴診をしていただいています。
心臓の機能を回復することはできないので、負担を減らし長持ちをさせるための治療をして、進行を遅らせることしかしてあげられません。
こまめに動物病院にかかっていたことで、加齢に伴う病気を早期に発見することができました。
体にいいものばかりを厳選して食べさせて、たくさん運動して、こんなに慈しんでいるんだから、超元気なおじいちゃん犬になるはずだ!!という私の思い込み(願望)もむなしく、年齢には勝てません(T_T)

我が家の犬たちはダイヤ以外は高齢です。
もれなく9歳前後でなにかしらの持病を抱えるようになり(´;ω;`)
10歳をすぎると足腰が弱ってきています(。-`ω-)
先日、愛おしい長男のダックスを腎臓病で亡くしました。
お別れすることは頭ではわかっていたけれど、最後の最後まであきらめることができませんでした。

わんこの多くが年齢を重ねると色々な病気を抱えます。
そして、なんとなく元気がないことを歳のせいにしてしまうと、治療が遅れてしまうことがあります。
犬は人の4~5倍も早く歳をとります。
7歳を過ぎると、5頭に1頭は心臓病や他の内臓疾患を抱えているというデータもあります。
我が家の高齢犬たちもみんな加齢による持病持ち(´Д⊂)
病気になることも、いつか命が尽きることも悲しいけれど、私たちも犬も生きていれば当然のこと。
ワンちゃんのためにも、ワンちゃんを愛しむ家族のためにも、日々の観察と動物病院での健康管理をしてあげてください❤

肥満犬や高齢犬は、いつも元気そうに見えても心臓や関節への負担が大きく、トリミング中突然の心臓発作や椎間板ヘルニアなどのリスクが高くなります。
持病を抱えたり、普段の生活での変化を感じたときにはご予約時にお伝えください。
より注意して観察し、負担軽減に努めさせていただきます<(_ _)>
持病があるワンちゃんや高齢犬・肥満犬のトリミングは、体力に余裕のある午前中でかかりつけの動物病院の診療日のご予約をお勧めしております<(_ _)>

毎週木曜・第2第4水曜は定休日です!
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