愛されチワワのリンくんです!(^^)!
初めて来てくれた2歳のチワワくん✿
最初はパパとママにへばりついて、ぶるぶる震えてぃました((+_+))
「ボク、なにかされるの??」
でも、床に下してもらって自由に歩き回っているうちに、いろいろなわんちゃんの臭いに興味津々で、オーナー様から離れて自由にお店を探検したり、私に挨拶をしに来たりしてくれました☆
お風呂の中でも、トリミング台の上でも抱っこのおねだりをして少し不安そうでしたが、時間がたつにつれて、窓の外を観察してみたり、少し余裕が出てきていたようでした。
とってもお利口にしていてくれました!(^^)!ありがとうございました❤
日々犬と向き合っているトリマーは、犬の扱いのプロ(ー_ー)!!と、皆様は思ってくださっていると思います。
実は、私は毎日不安で仕方がありません。なんて、トリミングサロンのオーナーがこんな弱音をブログに書いてはいけないのかもしれませんが。。。
わんちゃんと向き合う時、突然咬みつかれるかもしれない恐怖心や、細い骨格のわんちゃんや動きの激しいわんちゃんを怪我をさせないように扱うことのむずかしさ、シニア犬や持病を持ったわんちゃんに負担をかけないか。。。突然動いたときに、瞬発的にハサミを放せるか。トリミングを行っている間、常に自問自答を繰り返しています。
ほんとは毎日、動物を扱うことが怖いです。
でも、それは相手のワンコも同じこと。
知らない人に、体中を触られて、濡らされて、暑い風の出る機械や、ハサミやクリッパーの金属音にさらされるのです。
人間だって、言葉を持たなかったら、どんな人なのか、何をされるのか理解するまでには、大変な恐怖を感じるはず。
トリマー以上に、犬たちは不安を抱えているに違いありません。
慣れない場所で、家族から離れた犬の気持ちになってみたときに、とにかく痛い思いはさせたくない。
トリミングサロン=嫌なことをする場所と憶えてもらいたくない。と強く思っております。
トリミング中、すべての作業でじっとしているわんちゃんは本当にごく一部です。
みんな、個性があり、嫌がる場所や苦手なことがあったり、または甘えん坊で舐めたり抱っこをねだったり、気の強い子はコームを入れただけで咬みつくこともあります。
トリマーは1頭1頭の犬の嫌がる場所を見極めながら、駆け引きをしています。
関節の押さえ方一つでも、犬が動くときにはしっかりと握り、じっとしていてくれるときには全く力を入れずに手を添えているだけにして、言葉だけではなく、扱い方の中でも動いてはいけないことを学ばせています。
不安を感じて動く犬には、体を密着させて保定し、安心感を与えたり、犬の鼓動を感じ取れるようにしています。
唸ったり咬むそぶりをする犬には、嫌がらない個所から作業を進め、体を触らせることに慣れさせながら行ったり、暴れるときには、その犬が落ち着く持ち方を模索しつつ、決して暴れればやめてくれると思わせないように学ばせないと、人の手におえない犬になってしまいます。
sweet dog'sのトリミングは、健康を維持する上で必要なこと以外、嫌がることを無理矢理にすることはしたくありません。完璧なトリミングは、トリミングをある程度理解しているわんちゃんにのみ行います。
7か月未満の仔犬のお客様にはお伝えさせていただいていますが、社会性を身に着ける時期には、できるだけマメにトリミングに慣れさせてあげてください。
理解することで、恐怖心がなくなり、生涯必要なケアの負担を軽減することができます。
成犬で、トリミングが苦手で暴れてしまったり咬んでしまうわんちゃんの場合も、半年から1年位は、できるだけ期間を空けずにお勉強のためにトリミングをお願いしたいです。
個体差はありますが、一定期間・間隔をあけずに、苦痛の少ないトリミングを経験することでトリミングマナーを学ばせることができます。
トリミングは決して怖いことではないと理解させることができれば、あとは、オーナー様のペースでトリミングをご利用いただければいいと思います。
わんちゃんが年齢を重ね、持病を抱えたり・体力が落ちてきたときに、トリミングに慣れていないわんちゃんは、トリミング中のストレスから体調を崩したりするリスクが高くなります。
トリミングやお家でのケアを嫌がらないわんちゃんの場合は、オーナー様のペースで全く問題ないと思います。
仔犬や、トリミングを怖がったり暴れたりするわんちゃんの場合は、どんなことをされるのか理解するまで、できるだけ間隔を空けずにご利用いただきたいと思っております。
長期間放置した毛玉をとく痛みや、嫌がる場所を無理矢理にすることを繰り返すと、手に負えなくなってしまう事があります。どうしても安全に行えない場合は、動物病院でのトリミングをお願いする場合がございます。
毛玉ができて手におえなくなったから、トリミングに出すということを繰り返すと、トリミングに行く度に毛玉を取り除く痛みに耐えなければならず、マナーを憶えるどころか、苦痛を与えられる場所になってしまい、悪循環になってしまいます。
犬種によっては、生涯トリミングと付き合っていかなければなりません。
わんちゃんにとってできるだけ負担なくトリミングと付き合えるよう、オーナー様にもトリミングに対する理解を深めて頂けたら嬉しく思います。
このブログを見ていただいているsweet dog'sをご利用でない愛犬の方にも、是非、ご利用のサロンのトリマーとのコミュニケーションを深め、自分のパートナーへの理解を深めて頂けたら、わんちゃんの小さな幸せが増えるかもしれません(*^_^*)