もうすぐ、sweet dog’s力作カレンダーが発売!ということで
久しぶりに、保護犬のことをお伝えしたいです。
先日、保護犬達のお家に行ってまいりました!
普段は予約に空きが出た時や休業日の保護犬ボラDAYに、保護犬達にsweet dog’sに来てもらっています。。
sweet dog’sでトリミングしてあげられる保護犬達は、レスキューされてから隔離して一定期間観察し、動物病院での健康チェックを終えた犬達。
ノミダニ、皮膚や耳の状態、感染症がないことを確認してもらった犬のみ、お店でケアをさせて頂いています。
保護犬への支援を続けるためには、お客様にご迷惑になることがないように徹底しなければなりません。
まれに、sweet dog’sに連れてこられない犬(猫)で困りごとがあった時には、休業日に保護主様のお宅に伺っています。
今回は、センターから引き取ったばかりで、ひどい状態ということでトリマー楓とともにお邪魔しました★
保護主様はいつも私達に配慮下さり、トリミングに使用する道具もすべて用意して下さっています。
トリミングサロンを開業できるほどの道具を持っていて、清潔に保つためのお手入れや治療に必要な部分カットなどはご自身でもされています!
保護犬のケアにかけるモチベーションがプロすぎて毎回驚きます(; ・`д・´)
夏の終わりごろに小さなニュースになったのですが、県内で純血種の小型犬が多頭遺棄された事件がありました。
その犬たちが動物愛護センターに収容され、里親希望者や保護ボランティアの方に譲渡されたのですが、
sweet dog’sで支援させて頂いている保護主様が、10月末に最後に残ったプードル3頭を引き取りました。
今回はそのコ達をシャンプー&丸刈りにして、まずは健康状態を観察しやすく清潔に保てるようにしました(‘ω’)ノ
3頭ともシニア犬。
カットをすると、メス犬2頭は乳腺周りのしこりなどを発見。
足の指の異常な腫れなど、被毛に覆われていた時には分からなかったところなど気になることをチェック。
これから、色々と治療が必要な様子。
写真に写り込んでいる秋田犬ハチくんやミニピンのモカちゃんは、私達とも長いお付き合い❤
sweet dog’sに来てくれている常連保護犬たちが、私達の気を引きたくてワラワラ(笑)
sweet dog’sに来てくれた時は遠慮してくれていたようで、自分のテリトリーでは甘え方がいつもより激しめでした(笑)
一番このコが毛玉がすごくて、四肢はバリカンも入らない状態。
小さなハサミで少しずつ皮膚と被毛を分けながら処理。
尻尾はきりたんぽみたいにすごい状態だったそうで、早速、このコの名前は「しっぽ」に決めたそうです( *´艸`)
保護犬達は部屋ごとに、介護の必要な保護犬のスペース、中~大型犬の部屋、猫のスペースもあり!
保護したばかりで観察が必要な犬や身体的な問題のある犬以外、ほとんどのコがフリーで過ごしています。
このお写真はsweet dog’sで見慣れたわんこ達が大はしゃぎ(笑) 小型犬のお部屋です♪
日当たりが良いお部屋で、動物病院から寄与して頂いたお古の診察台まであって!
お客様からご支援いただいたトイレシーツやマナーパットも使用して頂いていました★
私達がケアをさせて頂いている保護犬達は
保健所に収容され殺処分からレスキューされた犬や捨て犬もいますが、
繁殖のために使い捨てにされた犬たちが一番多いです。
犬を商品としか思っていない繁殖者にとっては、仔犬を産めなくなったら、病気になったら、もういらない犬なのです。
見捨てられた犬達も、保護主様の元で手厚いケアをされ、ご飯をもりもり食べて、仲間たちと元気に過ごして、こんなに愛らしい子たちなのに。
ショーケースに並ぶ仔犬たちの裏には、
仔犬を産むためだけに飼育され、使い捨てにされる親犬たちがいます。
病気や奇形があったら、不良品として治療もしないで見捨てられる仔犬たちがいます。
その流通を支え、利益を与えるのは消費者です。
「伝える」ことで、多くの方に知って頂ければ
「知る」ことで、防げる不幸があるかもしれない。
幸せをつかめる保護犬がいるかもしれない。
犬に関わる人、犬を飼う人の意識が高まれば、保護犬を生み出す仕組みを改善することにつながるかもしれない。
私達が実際に関わった保護犬の存在を伝えることも、保護犬支援のボランティア活動です。
sweet dog’sでは、支援物資の募集を行っていますが、募金活動は行っていません。
お客様から現金をお預かりして管理することは重すぎて、確実にお渡ししたことや何に使われたのかを証明することが難しいので、現金のお預かりはお断りさせて頂いております。
現金での支援をご希望の方へは、直接、支援したい保護団体や保護ボランティアの方の口座へお振込み頂くことをご案内しております。
でも、保護犬ケアで実際に一番必要なのは医療費。
高齢犬や、ケアをされてきていない繁殖犬などは、保護してから高額な医療費がかかります。
そこで年に一度、保護犬の医療費支援としてカレンダーを販売しています(^^)/
小さな支援を集めれば大きな支援にできるはず。
義理で仕方なく支援するのではなく、気軽に楽しんで参加してもらえることが理想。
保護犬に興味のない方にも喜んで頂ける商材でありながら
保護犬の存在を伝えるメッセージ性を持たせるものを、、、
お客様の可愛い犬達の写真で作ったカレンダーは
1年を通して、愛おしい犬を多くの人に見てもらえるもの❤
お客様の笑顔と保護犬支援を一つにしたものがsweet dog’sのカレンダーです!
毎年1年かけて準備を重ねて作っています。
2019年カレンダーのcover girlは元保護犬のお客様、黒柴クルミちゃん❤
とっても可愛くて、素敵なカレンダーですよ~( *´艸`)
年に一度の保護犬医療費支援!
愛しい犬への思いと、保護犬の幸せを願い作成しました❤
11月中旬には発売予定です!!
一人でも多くの方に、1冊でも多く手に取って頂けると嬉しいです!
sweet dog’sオリジナルカレンダーを、よろしくお願いいたします<(_ _)>