「はじめまちて。
ぽくは、ダイアモンドっていうんでちゅ。」
・・・sweet dog'sの看板犬が増えました!
もう、ご存じのお客様もいらっしゃいますが、私の4頭目のパートナーです❤
毎日、私と一緒に出勤して、お店で過ごしています。
犬見知りも人見知りもしませんが、お店の前を人が通るとワンワンしてしまう事があるので、びっくりさせてしまったら、すみません(-_-;)
本当はもっと余裕ができてから、3・4年先くらいに、シニア犬で、スタッフのカットモデルにできる犬種をと、考えていたのですが、ダイアのことが心から離れず、年末から家に連れて帰ってしまいました(._.)
ダイアは12月3日に殺処分されるはずの犬でした。
収容施設では、犬種も特定できない状態で、らふわふさんが接見に行った際に、プードルと判明。
シルバープードルは仔犬の時はブラックの被毛をしています。
ダイアには、パピーの時の被毛が残ったまま、全身絨毯状。
毛玉というより、分厚いフェルトをまとった状態で、保健所の方が犬種を特定できないのもうなずけるほどでした。
バリカンの刃も容易に入らず、皮膚を傷つけないように、慎重に丸刈りをしました。
パピーの頃から全く手入れをされていないで過ごしてきた。つまり、十分な愛情を受けずに生きてきたということを、言葉を持たずとも、全身で訴えていました。
いつも保護犬のケアをさせて頂いていた私ですが、ここまでひどい状態の犬は初めて。
全身のフェルトをはがしていくと、肋骨も骨盤もあらわな、骨と皮の体が露出しました。
私のトイプーのマナは、ダイアよりもずっと小さい成犬ですが、筋肉質で体重は4キロあります。
推定1歳未満のミニチュアプードルサイズのダイアの体重は3.9キロ。とても貧弱でした。
仔犬の頃から好き放題、栄養たっぷりにのびのびと暮らしてきた私の犬達や、愛しまれているお客様のワンちゃん達との差を目の当たりにした時。
迎えられた、または産ませた人間次第で、犬の一生は決まってしまうのだと痛感しました。
私がこのコをもっとムキムキにしたい。ツヤツヤの被毛にしたい。幸せな生涯を送らせてあげたい衝動にかられましたが、他にもたくさん保護犬がいるのに、このコに執着する事に罪悪感を感じたり。
もう少し、お店が安定してからじゃないと、家族に迷惑をかけてしまわないかと葛藤もあり、らふわふさんで保護されているダイアの様子を探りつつ、2週間を過ごしました。
どうしても、私の気持ちはダイアから離れず、年末にトライアルを開始し、うちの子達との相性を確認させてもらって、12月31日、私の冬休みに合わせて、迎えました☆
最初の3日は、うまくジャンプもできなくてよたよたしていたりしていましたが、今は元気に走り回っています。
お散歩も、溝に両足がはまってしまい悲鳴をあげたり、私の後を追うのがやっとでしたが、最近は溝を上手に飛び越えたり、いろいろな臭いに興味を示したり、自分の家を認識してきて、毎日新しい発見があります。
2週間がたち、環境にも慣れ、日々体力をつけています。
最初の頃はしなかった(できなかった)いたずらも、たくさんやらかしてくれるようになりました(-"-)!
このコは、磨けば光る原石。ダイアモンド!!
ボロボロになった犬でも、十分に手入れをし、愛情をかければ美しく変身する姿を皆様に見て頂きたいです。
犬達の犬生は、人間次第なのですから。
どうぞ、よろしくお願いいたします_(._.)_