2013年8月12日(月)~16日(金)は、休業させていただきます_(._.)_
17日(土)より、通常通り営業させて頂きます!
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします!(^^)!
私の夏休みは、カワイイカワイイ4頭のわんズのために❤
癒して癒されて、充電してきます☀
お盆休み中は、動物病院も長期のお休みに入ります。
猛暑が続きますので、熱中症対策は万全に☆
体調に不安のあるわんちゃんは、先延ばしせずに、早めに受診してあげて下さい(*^_^*)
↑てんかんの重積から脱して、完全復活ぎみの3男マナくん。
この写真は2歳の頃。
3歳まではまっくろくろのプードルでした(p_-)
3歳を過ぎてから、徐々に退色し、今は青みがかったチャコールグレーの毛色で、分類的には、ブルーのプードルです(・へ・)!
トリミングのコンテストに出た時や、プードルの交配を希望されている方から、ショータイプのブルーのカラーというだけで、種オスとして、高い交配料を受け取れると甘いお誘いがありましたが、断り続け、結局1度も仔犬はとらずに去勢をしました。
自分の大切な犬にあかちゃんができたら、どんな環境で飼育されるのか、病気をしても怪我をしても十分なお金と愛情をかけてもらえるのか。
家族として生涯、手放されずに愛しんでもらえるのか。
不安で不安で決断できませんでした。
交配の申し込みを頂いたこともありましたが、全ての仔犬の引き取り手と会わせて頂けるのか、生まれた仔犬の先の一生まで、幸せにしてあげる覚悟があるのかと話し合った結果、納得のいくお話ではなかったため、お断りをさせて頂きました。
7歳になるまで、マナにてんかんの持病があるとは全く知らなかったので、今となっては、慎重な判断ができて、良かったと思っています。
トリミングライセンスを取得する際、上級ライセンスを目指すときには、モデル犬としてバランスの良い犬を持たなければ、犬を見る目がないと判断され、審査員の目を引くことができません。
そのために私は、ショータイプのプードルを必要とし、生まれる前からお師匠様に予約をして、やっと手に入れたプードルがマナでした。
ドックショーで活躍してきた血統で、こだわった交配をして生まれてきたマナでさえ、てんかんの素因を持っていました。
動物をペットショップに流通させているブリーダーの商業的交配や、一般家庭の交配は、さらに大変なリスクを抱えています。
sweet dog'sをご利用いただいているわんちゃん達も、遺伝性疾患を抱えているわんちゃんがとっても多いです。
オーナー様が気づかない程度で、骨格構成に不安のある犬(特に小型犬)も、本当に多いです。
利益を追求する商業的な交配や、流行を追う交配により、犬の「質」は、低下しているといわれています。
健康なわんちゃんでも、交配の仕方についてのご相談を頂くこともありますが、お力になれない。なりたくないというのが正直なところです。
生まれてくる犬達ができるだけ健全であるように、リスクを回避しながら交配することは、知識だけでなく、経験と代々に渡る系統まで知らなければなりません。
遺伝性疾患を広めないために、こだわって交配をしているブリーダーは、トップブリーダーの中でもほんの一握りといわれています。
犬を大切に思えばこそ、生まれてくる仔犬たちが、できる限り健全に生涯を全うできるように、重々な配慮が必要です。
私たちも、仔犬をを迎えるとき(生ませる時)には、健康な犬であることを望むはずです。
そして、重大な疾患を抱えた犬の飼育には、ケアにかける時間と、経済的に大きな負担を抱えることにもなるため、それなりの覚悟が要ります。
自分で生ませた犬、迎えた犬は、どんな犬でも愛しめば愛しむほど、大切な存在に違いありません。
だからこそ、遺伝性疾患を蔓延させないために、知識を深め、慎重に判断をしていただきたいと願います。