今月は研修・講習などなどにより、たくさんお休みをさせて頂いて申し訳ありませんでした_(._.)_
トリマーとして、毎年受講しなければならい、義務講習などが毎年あり、きっと来年も同じころにお休みが多くなってしまうと思われます(-"-)
25日には、JKCの義務講習の為、水戸まで行ってきました。
テーマは、「パピートレーニング」
これだけ聞くと、トリマーが今更こんな講習を??と思われる方もおられるかもしれませんが、私にとっては、ほんっとに良い講習内容でした。
ノート7ページもびっちり講習内容をメモメモ(ー_ー)!!
犬がとる問題行動の理由や、それに対する人の対応。犬の本能・体の構造・知能を知ることで、犬を思いやるだけではなく、思いやっている気持ちを行動で伝える方法を、改めて、考えさせられました。
声のかけ方、撫で方、抱き方、トリミングを理解させる方法など、ほんの少しの対応で犬が変わるということを、私も日々実感してはいましたが、プロのトレーナーさんの裏付けのある説明に、勇気づけられ、もっともっと私たちが犬を理解しようと努力することの大切さを再認識させていただきました。
講師のドッグトレーナーさんは、真岡市で活動しておられるDOGGY GARDENの平野さんという方でした。
↑勝手にお名前出しちゃっていいのかな?だめなのかな??
・・・。ワンコのことで困っている方に知っていただけたらと思って、書いちゃいましたが。
平野さんの講習を受講させていただいたのは、今回が2回目でした。
sweet dog'sを開業する以前にも、平野さんの講習を受講しましたが、その時にも、今回と同じように、とてもうれしく感じたことを憶えています。
平野さんの犬にかける言葉や対応には、愛があります。
そして、いつも「こうしなさい」というのではなく、受講者に対して、「犬の幸せのために、こうしてあげて下さい」という思いを感じ取れます。
犬のしつけについても、何が何でも命令に従わせる・人の言うこと叩き込むのではなく、犬の本能や性質を利用して、楽しませながら覚えさせるというスタンス。
私もそうありたい。と、心から思います!!
そして、JKC義務講習は、義務といついているだけに、JKCライセンスを持つ多くのトリマーが、大集合する日なのです~\(◎o◎)/!
年に一度、たくさんの先輩後輩と顔を合わせることができて、いろいろと刺激になりました♪
トリマーの抱える問題や悩み、お客様の求めるものは何か、情報を共有したり。
特に、サロンオーナー同士の会話は、かなりアツ~くなっちゃいました(^^)
せっかくお休みを頂いて、受講してきた内容、そして、温かいトリマー仲間との有意義な会話も無駄にせず、業務に生かせるように、努めてまいります!(^^)!
今回は犬のしつけのプロの方の知識を少し私の糧にさせて頂きました。
そして、たくさんのトリマーから、刺激を受け、さらにこれからのsweet dog'sの在り方についても、いろいろと考えさせられる機会にもなりました。
日々、たくさんの犬と出会い、たくさんのオーナーさんのいろいろなご要望を伺います。
オーナー様に満足していただけなければ、sweet dog'sの未来はありません。
でも、犬のにとってできるだけ苦痛のない、犬の立場に立ったトリミングをすることを最優先とすることと、オーナー様のご希望に沿うことの両立は、私にとって大きな課題となっています。
犬達はそれぞれに個性があり、嫌がる事や苦手な事を克服するためには、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いたり、そのこの嫌がらない方法を模索していくことが必要となります。
特に、トリミングを生涯必要とする犬種、プードルや長毛テリア・シュナウザー・シーズー・コッカーなどは、家庭犬としては一般的になっていますが、トリミング犬種としては、特殊犬種です。
抜け毛が少ないというメリットがありますが、逆に言えば、被毛の手入れは絶対条件の犬種です。
長毛種の被毛の手入れは、決して簡単なものではなく、それ故に、トリマーという職業が必要とされています。
毛玉を取り除く時の、犬の苦痛を思えば、私は、毛玉を作らないように、手入れを十分に行ってください。それができない場合は、最低でも月に1度のトリミングをお願いするようにしています。
どうしても、毛玉にしなってしまったときには、見た目の美しさを優先するよりも、犬にとって負担のないスタイルを提案させていただいています。
きっとこれは、うちのサロンだけではなく、多くのトリマーがお伝えすることだと思います。
トリマーがこのようにお伝えすると、商売っ気満々!に聞こえてしまうかもしれませんね((+_+))
実際には、一つ一つの毛玉を数時間かけて取り除き、愛らしいカットスタイルを維持しようとすると、その分の追加料金により、その日の収益UPに繋がります。
逆に、苦痛を与えないように、短く全身のカットをする方法にすると、犬の負担は軽減できますが、短くすることで、次のご来店までに期間が空くことになり、収益はDOWNしてしまいます。
また、オーナー様が一生懸命にきれいにするために、手入れを嫌がる犬に無理矢理にしてしまったり、怒りながらまたは痛い思いをさせながら手入れをすることを繰り返すと、トリマーの手に負えない犬になってしまう事もあります。
毛玉になりやすい特殊犬種のトリミング目安を1か月とお伝えすることは、被毛のプロとしては、常識的なことなのです。
犬の愛らしさの維持と苦痛を与えないトリミングを両立するためには、オーナー様にご理解いただくしかないのです。
犬のケアについて、お願いしなければならい時に、お客様にいやな思いをさせてしまうかもしれません。
私や私のパートナー達、そしてsweet dog'sのスタッフは、お客様のおかげで養って頂いていることを思うと、本当に申し訳なく思ってしまいます(._.)。
sweet dog'sの目指す、犬にとって負担の少ないトリミングを行うためには、犬の立場に立ち、オーナー様にご理解いただけるように、伝える事しかできません。
犬は言葉を持ちません。そして、自分で被毛の手入れをすることもできないのですから。
私の大切なパートナー達を、知らない人に預けるとしたら・・・。
こんなふうに扱ってほしい。こんなふうに接してほしい。いろいろな不安や希望を持つと思います。
お客様にとってのシガー・ビー・マナ(私の愛犬)を毎日お預かりするのですから、私も、自分の愛犬にされたくないことはしない。
性格や日常の愛犬のことを、一番理解しているのはオーナー様です。
わんちゃんのことを私たちもより理解できるように、教えて下さい。
ご希望も、気兼ねせずにお伝えください。
私たちも、ご理解いただきたいことはお伝えし、コミュニケーションを深め、犬にとって負担の少ないトリミングに、努めさせていただきます。_(._.)_